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男性に嫌われる「上書き女子」
お見合いの席で男性に嫌われる女性のタイプのひとつに「上書き女子」がいます。
「上書き女子」とは、男性が言ったことに対して、「私も~~~」と発言を被せてくる女性のことを言います。
しかも単に張り合ったり、会話を膨らませようとするわけでもなく、「上書き女子」は、自分の方が男性よりも勝っていることを競おうとしてしまう習性があります。
たとえば、男性が「去年は仕事ではじめてフランスに行きました。慣れない外国で大変でした。」と話し出したとします。
すると、「上書き女子」は「私も5回ほど、パリには行ったことあります。シャンゼリゼ通りでショッピングをするのって楽しいですよね!」と続けてしまいます。
さて、この場合の「上書き女子」の具体的にどこが男性に嫌われるか、わかりますか?
嫌われる理由は2つあります。
1点目、
男性の話をふくらませようとせずに、自分の話に変えてしまった点。
相手の話を受けた上で、質問や気になったことを返すのが会話の鉄則です。
すぐに「私の~」と続けてしまっては、相手としてはつまらない会話にしかなりません。
2点目、
男性が「はじめてのフランス」とか「慣れない外国」と言っているにも関わらず、パリに5回行ったことなど外国慣れしていることを必要以上にアピールしてしまった点です。
いくらその男性よりもフランスに詳しかったとしても、お見合いの席は張り合う場所ではありませんし、経験値の豊富さを競うなんて、子供っぽいことだとすぐにわかるはずでしょう。
そんなふうに切り替えされた男性は、自分の発言が打ち消されたことで、気分はよくありません。
さらに、せっかく話題を提供したのに、自分の話を上回る話で被せられてしまっては、プライドも傷つくというものです。
ちなみにこのような会話の場合は、「それは大変でしたね」「フランスのどんなところが印象に残っていますか?」のようなフレーズで、まず相手の話を聞いた上での返しをしましょう。
相手ができるだけ続きを話しやすい、答えやすいように話題を広げられる返事をするのがポイントになります。
自分のフランス話をするのは、お相手から始まった一連の会話が一段落し、相手に聞かれてからで十分です。
くれぐれも相手が話したい気持ちを摘み取らないように注意しましょう。
「上書き女子」に少しでも当てはまってしまうと思ったあなたは、
自分の話したい気持ちはガマンし、自分は全体の3割くらい話すよう心掛けてみるとちょうどいいかもしれません。