聞き上手になるための裏ワザ

聞き上手になるための裏ワザ
「男性は、聞き上手な女性が好き」という話をどこかで聞いたことがありませんか? 実際に、お見合いの席でも話すことよりも聞くことのほうが得意な人は男女ともに異性にモテるものです。 ところで、聞き上手を勘違いしている人がときどきいます。 聞き上手とは「相手の話を聞いて、理解ができる」ということではありません。 それは誰もが普通にやっていることでしょう。 本当の意味の聞き上手とは、相手がどこにツッコミを入れて欲しいのか、その意をくんであげられることになります。 たとえば、プロフィールに趣味は野球観戦と書いてあって、お見合いの席でダルビッシュのことを話題にした相手に対して、「私、野球はまったく詳しくないのですが、サッカーだったら朝まで語れます!この前も味の素スタジアムに試合を観に行ったとき~~~」と続けるのはNG。 相手はもっとダルビッシュや野球の話をしたいと思っているのが明らかだからです。 聞き上手な人は「ダルビッシュって、どんなところが強みなんですか?私、野球に詳しくないので教えてください。」というように話します。 つまり、相手が話したいことを察して、そちらの方向に持っていくように合いの手を入れるのが聞き上手な人の特徴なのです。 これなら自分が知らないことやできないことの話題であっても大丈夫。 競って話す必要もありませんし、知識がなくても相手に教えてもらえばいいからです。 先日、成功したお見合いは、男女ともにお料理が趣味というカップルでした。 女性の方が聞き上手だったこともあり、男性のお料理の腕を自慢する話に対しても、競わずあおらず、笑顔で聞いていました。 そして、「へー、おいしそう!私も作ってみたいのでレシピを教えてもらえますか?」と聞いていましたが、聞かれた男性もとても嬉しそうでした。 ただ耳を傾けて相づちをうつのが聞き上手ではありません。 相手が気持ちよく話せるように、気持ちを察しながら言葉を送るのが本物の聞き上手でしょう。